中村和博氏の博士学位論文公聴会が開催されました。

2024年8月2日(金)10:45~、大阪大学理工学図書館ホールにおいて、中村和博氏の博士学位論文公聴会が開催されました。約50名の参加者があり、盛大な公聴会となりました。

博士学位論文のテーマは「実測データに基づく損傷の深層化を考慮した高速道路舗装マネジメントに関する研究」です。貝戸先生との共同研究の成果をまとめられました。

これまでNEXCO西日本が蓄積した点検データ等を基に、深層化する舗装損傷の傾向を把握したうえで、統計的な劣化予測モデルを用いた寿命の推定手法を検討し、舗装に期待する寿命や地域に固有な条件(雨量やアスファルトに用いる材料(骨材)の条件)を考慮したアスファルト層厚の設計手法などをご提案されました。

多数の質疑もあり、盛会のうちに公聴会の幕を閉じました。

なお、中村さんは、8/1より福知山高速道路事務所 舞鶴高浜工事区の工事長に着任されています。中村博士の現場での活躍にもご期待ください。

NEXCO講座一同、中村さんのますますのご活躍を祈念しております!