コンクリートのアルカリ骨材反応に関する国際会議(ICAAR2024)に参加しました。

NEXCO講座の吉田です。

5/18~5/24に、カナダのオタワで開催されたコンクリートのアルカリ骨材反応(AAR: Alkali-Aggregate Reaction)に関する国際会議(ICAAR2024)に参加しました。

吉田の科研費研究(コンクリートの化学的劣化に関する研究)について、最新情報を収集することを目的に参加しましたが、

AARの診断法(DRI法*やコアの残存膨張試験)、凍結防止剤(塩化ナトリウム)によるAARの化学的促進に関する情報など、高速道路学(高速道路評価学)に有用な知見をたくさん得ることができました。

NEXCO共同研究では、世界の最新情報を収集するとともに、研究成果を広く公表し、関連する工学分野の発展にも貢献したいと考えています!

*DRI法: Damage Rating Index 構造物から採取したコンクリートを分析対象とし、顕微鏡観察によりひび割れを観察して、コンクリートの劣化状態を半定量的に評価する方法。