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研究活動

研究方針

 当講座では、下図に示すNEXCO西日本グループの技術開発体制のうち、現場に直結した実務的課題と大阪大学の高度な基礎技術とをマッチングさせることによる基礎研究成果の早期実践を目指す上で、NEXCO西日本グループと大阪大学の産学連携による技術交流における「現場ニーズの収集・整理」、「大学シーズの調査・理解」を通じたニーズとシーズのマッチングを担っています。また、マッチングだけではなく、NEXCO西日本グループと大阪大学が一体となり課題解決に取り組むことによって創出される新しい課題を克服するために、技術イノベーションを起こし続けていくことを目標としています。

研究テーマ

 当講座で現在取り組んでいる重点テーマは「道路整備と保全」と「災害対応力の強化」です。これらはNEXCO西日本グループが日々取り組んでいる実務であり、実務を如何にして効率的に、効果的に、適正性を持って行うことができるかを探求しています。その際、大学の高度な基礎技術(AIを用いた技術支援、ビッグデータ解析、新しい検査技術、マネジメント手法など)を幅広く調査し、土木分野の技術に限らず、他分野の技術であっても、適用可能性がわずかでもあれば実務で活用しようと試みています。以下に、「道路整備と保全」と「災害対応力の強化」で対象としている実務の一部を紹介します。

道路整備と保全 (項目をクリックで詳細を表示)

  • 災害対応力の強化

研究内容 (2018年10月20日現在)

  • 非破壊評価法関連する研究論文はこちら
     RC床版の維持管理システムを構築することを目標として、道路橋RC床版に生じる損傷特性の抽出、各損傷特性に応じた非破壊検査手法の適用性の検討、補修工法の効果を確認するための実験的検討を行っています。
  • 橋梁マネジメント関連する研究論文はこちら
     更新/修繕/補修計画の立案のために構造物の劣化予測、予測に基づくLCC計算などを行っています。
  • 舗装マネジメント関連する研究論文はこちら
     排水性を有する高機能舗装のマネジメント手法に関する研究を行っています。
  • 斜面防災関連する研究論文はこちら
     降雨時の通行規制の開始や解除に関する研究、斜面モニタリングによる斜面の異常検知、崩壊予測に関する研究を行っています。

研究成果

実装事例は(現在作成中です。)

研究論文一覧はこちらをクリック