HTF2018(ハイウェイテクノフェア2018)にて共同研究講座の研究成果を紹介しました。

日時:平成30年11月28日(水)、29日(木)

場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場) 青海展示棟

 ハイウェイテクノフェア2018のNEXCO西日本グループブース、阪大×大産大×岡大×LIPI・斜面防災研究グループブースにおいて、共同研究講座の研究成果を展示しました。ハイウェイテクノフェアは「高速道路の建設・管理技術」に焦点をあてた展示会で、来場者が2万人を超えるイベントです。
 NEXCO西日本グループブースにおける展示状況です。左2つのパネルが講座の研究成果です。斜面に設置した各種センサー(土壌水分計、雨量計、伸縮計、変位計など)からのデータを無線センサを活用して取得し、斜面監視をよりスマートにしようといった取り組みです。パネルの説明は堤招へい研究員が担当しました。

 阪大×大産大×岡大×LIPI・斜面防災研究グループブースにおける展示状況です。中央2つのパネルが講座の研究成果です。左側のパネルでは、無線センサから取得したデータをリアルタイムで閲覧するリアルタイムモニタリングシステムの紹介を、右側のパネルでは、取得した土壌水分計のデータを活用し、斜面の崩壊予測に繋げるための方法論を紹介しています。パネルの説明は小泉先生、および小泉研究室の学生さんにしていただきました。ありがとうございました。
 今回展示した「無線センサを活用した監視システム」は、newron(NEXCO West Real-time Observation Network)と名付けられています。今後、斜面に限らず様々な場所でこのシステムを活用できればと考えています。そのためにも、取得したデータを最大限に活用できるようなデータ解析手法を確立し、実運用へと繋げることが急務であると感じました。