大阪大学のSEEDSプログラムに協力し、高校生にNEXCO講座の取り組みを紹介しました。

日時:平成30年11月17日(土)

場所:大阪大学吹田キャンパス TA棟2F B205号室 & U5棟 実験室

 大阪大学SEEDSプログラム5回目「企業の施設見学:「インダストリー・オン・キャンパス」を見てみよう!」に協力し、参加した高校生にNEXCO西日本の概要とNEXCO西講座における取り組みを紹介し、大阪大学との共同研究の1つ「非破壊検査法」を実際に体験してもらいました。

 

 保全サービス事業の取り組みについて説明する堤招へい研究員。大阪大学との共同研究を何のために実施しているかの前段の説明であり、参加者は興味津々で聞き入っていました。

 弾性波について説明をする寺澤助教。聞き慣れない言葉ではありますが、身近な例を用いたわかり易いが説明がなされていました。

 非破壊検査の体験の様子その1。コンクリート+舗装の上から鋼球で叩き、それによって生じる弾性波を計測し、コンクリート内部の欠陥を判別しようとしているところです。力を入れて叩かないとうまく弾性波を感知できず、力を入れて叩こうとすると叩く場所がずれたりと、苦戦していました。

 非破壊検査の体験の様子その2。実際に鋼球を叩いてコンクリート内部の欠陥を判別してみた後の質疑応答タイムです。「鋼球で叩く間隔はどれぐらい?」「鋼球で叩いて弾性波を入れる場合と電磁パルスを用いて弾性波を入れる場合の違いやその使い分けは?」「鋼球じゃなくて普通の金槌ではだめなの?」といった鋭い質問が数多くありました。

 

 鎌田研究室の寺澤助教をはじめ、協力してくださった関係者の皆様ありがとうございました。